■21みくにフォーラム2004年5月8日■



「あなたの歯を守る常識と嘘」

講師: 野中秀樹君(歯科医)
日時: 2004年5月8日(土)pm 6:00〜
場所: 地どり料理・仕出し料理「つなひき」
    (堺市安井町2-8 TEL072-232-3432)

 口腔衛生に関して近年関心が高まりつつあります。
 歯科医院や新聞、テレビ等のマス・メディアを通じてその情報は結構周知されている ようですが…。しかし逆に企業のコマーシャルや又は思い込みによって誤った知識を 持っておられる人も少なくありません。
 そこで今回虫歯や歯周病の発生の過程、そして正しい歯の磨き方、歯ブラシの選び方 について説明したいと思います。
 意外と常識だと思っていることが間違いということがよくあることです。
 例えばブラッシングが虫歯に効く。高価な歯磨剤が、本当に出費分の価値があるの か。
 以上のことを実証するものが何もないと知ったらどうしますか。
 口腔衛生用品会社の宣伝で、真実と言えば商品名と会社名、住所、電話番号ぐらいだ と知ったら明日からどうしますか。
 皆様方の豊かな生活を送るための一助になればと考えております。

野中英樹君プロフィール
昭和51年 大阪大学歯学部卒業
  大阪大学歯学部勤務
  歯学博士学位取得
昭和58年 済生会中津病院歯科勤務
昭和59年 南海和泉大宮駅前にて野中歯科開院
平成7年 南海本線春木駅前に移転、現在に至る




歯の構造は・・・・
 歯茎より上の歯の部分の表層はエナメル質、歯の根の表層の部分はセメント質です。年を取ってきて、歯茎がやせてさがってくると、セメント質の部分が現れてきます。そこを強い力でブラッシングするとエナメル質より柔らかいセメント質が削られて、冷たい水がしみる知覚過敏の症状がでたりします。

虫歯を防ぐためには・・・・
 口の中の細菌が糖を分解し、酸を作ります。そしてその酸で歯の中のカルシウムが溶けていくのが虫歯です。細菌は甘いものを食べた後1〜2分でエナメル質を溶かす濃度のを作り出し、その状態が20分ぐらい続きます。ですから甘いものをだらだらと何度も食べるのが一番よくありません。甘いものを食べたすぐ後でお茶を飲むのはいいことです。また野菜や果物などの繊維を多く含む食品は歯の表面の歯垢(細菌のかたまり)を取り除く効果が高いと言われています。
ブラッシングでは歯の上部のこまかい溝などに入り込んだ歯垢を完全に取り除けません。

歯周病を防ぐためには・・・・
 歯と歯茎の間にできた歯周ポケットに歯垢がたまって化膿します。歯ブラシの先が歯と歯茎の隙間に 入るように注意して歯磨きをします。デンタルクロス等を使って歯垢を掃除することが大切です。
(文 丸山)
詳しいことはこちらをご覧下さい。→野中歯科 web site

 虫歯にならないためには、砂糖を摂らないのが一番と言われて、甘いもの好きの何人かから、えーという声。お茶を飲めばだいぶ違うといわれて、一安心。
歯磨きは虫歯にはさほど効果がないとかで、そうやろ歯磨きなんかしてへんけど虫歯になれへんでといばる者。
 歯周病予防のためには、デンタルクロスを使って歯と歯茎の間の歯垢をとらないといけませんと慣れた手つきでクロスをキュッキュッと引き出し、模型の大きな歯の間をスッスッと往復させる様子は必殺仕置人のようでした。

 その後、第3回学年同窓会の打ち合わせをして、今日参加のメンバーがそのまま幹事をすることに・・・